sealegg’s diary

少しずつの改善を積み重ねるって大事らしいです。こんなのもあるよ、と誰かのヒントになればと思います。

ちゃぶ台DIY(柿渋&蜜蝋ワックス)の件

アンティークショップで買ってきたちゃぶ台(文机)をDIYしてきれいにしました。

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工程は以下の通り。

①サンドペーパーで磨く

②柿渋を塗る

③乾かす、日に当てる

④蜜蝋ワックスを塗る

 

サンドペーパーで磨く

いわゆる紙やすりです。ホームセンターで売ってます。

#120→#240→#360→#600

みたいな感じで粗いものから始めてだんだん細かくしていきます。

手でやるとボコボコになるので、積み木のようなブロックにサンドペーパーを巻き付けて(あて木にして)削ってください。

 

②柿渋を塗る

柿渋は東急ハンズとかネットで手に入ります。昔からある染料で、柿を発酵させたものらしい。自然系染料ですね。

においがすごい、という噂でしたが、柿でワインビネガーでも作ったらこんなにおいするんだろうな、というにおいでした。発酵臭なのでシンナー臭いよりマシだと思います。でも部屋の外か風呂場で塗るのが良いと思います。

 

使い方はヨーグルトの容器とか(金属じゃない容器)に柿渋を入れて、水で2倍以上に適当に薄めて、刷毛で塗ります。塗料じゃなくて染料なので、木に染み込んで色がつくようです。塗ったらまんべんなくするために布で軽く拭きます。

すぐに乾くので、その後お好みで何度か繰り返します。塗るほど色が濃くなるらしい。塗ってしばらくしないと発色しないから、どの程度塗ればいいか悩ましいです。

ちなみに自分のちゃぶ台は、経年により天板以外の部分がかなり黒っぽい感じなので、色を合わせるべく4回塗りました。

 

③乾かす、日に当てる

塗ったら日の当たるところに放置します。夏場なら2日ぐらいでいいらしい。冬はもう少し長めに。

柿渋は日光に当たると発色するんだって。

なんとなく赤みがついた気がします。日に当ててもそんな程度です。これから日がたつにつれて色が濃くなっていくらしい。

 

④蜜蝋ワックスを塗る

表面がざらついていたので、ワックスがけの前に#1000ぐらいのサンドペーパーで軽くこすりました。別にやらなくてもいいです。

 

ニスで仕上げるのも考えたのですが、蜜蝋ワックスにしてみました。

東急ハンズとかネットで入手できます。

これも自然系のワックスです。木のぬくもりが感じられる気がします。

強度、耐水性はニスの方があります。しかしもう大人なので、ちゃぶ台を雑に扱うこともなさそうだと思い蜜蝋ワックスにしました。

 

表示通りうす~く塗りのばします。

ワックス用のスポンジを使うことと書いていましたが、台所用スポンジで問題なくできました(柿渋もワックスも自然系だから、そのあと台所で使っても大丈夫かも?)

布でからぶきします。

 

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完成。正直こんなにきれいな杢目のちゃぶ台だと思っていませんでした。

磨いていると角の部分とか、職人さんの技が感じられるようなところがあったり、これまで以上に愛着がわいてきました。

女子でも意外と簡単にできて、見た目が格段に良くなるのでおすすめです。